認知症関連事業
~認知症になっても住みやすい地域に~
認知症は誰にでも起こる可能性があります。認知症になったとしても、その人がその人でなくなるわけではありません。地域でのあたたかい見守りや優しい声かけが増えることで、認知症の人も家族も安心して暮らすことができます。認知症になっても住みなれた地域で友だちや知り合いに囲まれながら暮らせるまちをめざして、様々な取り組みをしています。
認知症サポーター養成講座
認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、認知症の人とその家族を見守る応援者です。講座を受講することで、誰でも認知症サポーターになることができます。
認知症カフェ
認知症カフェは、認知症の人やその家族、地域住民、福祉や介護の専門職など誰もが気軽に参加できるつどいの場で、安心して過ごせる居場所です。地域の人たちや認知症の人同士がつながるきっかけとなります。また、介護者にとっても介護者同士で話したり、介護や福祉について専門職に相談できる場です。
西宮市内には、10ヶ所の認知症カフェが開設されています。(令和4年5月現在)
認知症サポートべんり帳
西宮市認知症サポートべんり帳(オレンジプランでは認知症ケアパス)は、認知症の状態に応じてどのようなサービスがあるかをまとめたものです。
- 全市版
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認知症の状態に応じて利用できるサービスの概要をお知らせしています。
- 地域版
- 地域の住民と専門職とで協議をし、地域で参加できる場や相談できる場などを分かりやすくまとめたものです。順次、地域版を作成する地域を増やしていきます。
あったか見守り声かけ訓練(声かけ講座)
あったか見守り声かけ訓練(声かけ講座)とは、町の中で認知症の人が迷子や行方不明になったという想定のもと、認知症役の人に参加者が声をかけて、必要な支援やサポート先につなげる訓練です。訓練を通して、認知症の人への接し方や声かけの方法を学びます。
認知症になっても住み慣れた地域で暮らせる地域づくりの活動のひとつとして、市内全域での実施を目指しています。
- お問い合わせ
- 地域福祉課 地域福祉係
TEL.0798-23-1140
FAX.0798-23-3910