ノーリフティング勉強会を行いました
こんにちは。青葉園職員の小川です。
今回航一さんと晴紀さんはお休みですが、青葉園の職員が行っている取り組みをご紹介させていただきます。
青葉園では5月31日にノーリフティング勉強会を行いました。
ノーリフティングとは、人力のみでご本人さんを持ち上げない、抱え上げない、引きずらない介護のことで、ご本人さんの状態に合わせて福祉用具を活用しようという考え方です。オーストラリア看護連盟が看護師の腰痛予防対策として1998年にノーリフト®をスタートさせたことに端を発します。日本においても日本ノーリフト協会の事務局は神戸市にあり普及に努めています。また、高知県では「ノーリフティングケア宣言!」を掲げており、官民一体となってノーリフティングケアの普及に取り組んでいます。
職員だけでなく、抱えられるご本人さんにとっても安心安全だと考え、青葉園では二年前から研修や勉強会を行っています。各グループから職員一名ずつ実行委員会のメンバーを選出し、園内での普及に取り組んでいます。
夕方に職員が集まります。
今回は株式会社ウェル・ネット研究所の方にお越しいただきました。
床走行式介護リフトやスライディングシートの使い方、クッションの使い方などを教えていただきました。
使い方を教えて頂いたあと、職員同士でもリフトを使ってみます。
クッションの使い方を教わるときは、「あのご本人さんだったらどんな感じかな?」と想像しながらクッションを入れてみました。
スライディングシートも実際に使ってみました。
スライディングシートを体の下に敷くと、するするっと滑って移動することが出来るようになります。ベッド上での移動などを簡単に行うことができます。
以上です。
前回、前々回とはまた違った内容となりましたが、「こういうこともやってるんだな~」と思っていただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。